2014年7月19日土曜日

☆デュフィ展 (Bunkamura ザ・ミュージアム) 2014.7.18(金)

ずっと前から好きだった「デュフィ」の展覧会に行ってきました。
かなり昔、確か伊勢丹美術館で「デュフィの絵」を見て心が安らぎ、花の絵葉書を職場に飾っていた記憶があります。
その頃、デュフィの詳しい情報は何も知りませんでしたが、
あの色彩と軽そうで無駄のないタッチで描かれた輪郭線に魅了されました。

今回「日曜美術館」で紹介されていましたが、色が輪郭をはみ出しているのは、
浜辺で女性が動いた後の残像が焼き付いていて、思い付いたと説明されていました。
また、「デュフィの画面には何時も、交響曲のメロディとリズムとが流れている。」とチラシにありましたが、
確かに音楽をテーマにした作品が多いのも好かな理由のひとつかも知れません。
兎に角、理屈抜きに好きです。
 
今回は好きな絵が多すぎて、絵葉書では選べなかったので、「図録」を購入しました。
↓ 図録の表紙と入場券の半券
 
 ↑ 図録の花の絵のページ
 
初期の作品から、マチスやキュビズムに影響を受けた絵や、テキスタイルのデザインや木版画やデッサン、水彩画など
多種の画業を鑑賞できて、少しだけ謎だったデュフィが身近になった。

小品など含めて159点(前期、後期含めて)もあり、また所蔵者もいろいろでとても興味深い。


『私の目はものの輪郭よりも先に色を感じ取り、
色の印象がより長く心の中にとどまる』    ラウル デュフィ

2014年6月21日土曜日

☆バルテュス展 (東京都美術館)   2014.6.17(火)

会期(~6/22まで)も押し詰まって、行くかどうか悩んでいましたが、やっぱり行くことにしました。

「称賛と誤解だらけの、20世紀の巨匠」
「これは本当にスキャンダラスなのか?その核心には、観た者しか迫れない。」
ピカソをして「20世紀最後の巨匠」と言わしめた画家 ・・・・などのキャッチフレーズ
 
実は画家の名前(バルテュス)を知りませんでした。

写真などでは伝わらない何かがあるかもと、本物を見ることにした。
会場はビッグネームの画家の展覧会よりは空いていて、気に入った絵の前では自由に鑑賞できて良かった。
矢張り最高は「夢見るテレーズ」でした。ポーズは大胆ですが、顔の表情がとても素晴らしかった。

好きか嫌いかになると、今のところまだ好きと言えるほど理解できていません。
次にどこかで観る機会があったり、自分自身の環境が変わった時にどう感じるかはわかりません。
 
印象深い作品群であったことは確かです。
 
↓ お買い上げの絵葉書 「樹のある大きな風景」と       「おやつの時間」

 

☆那須&日光  2014.06.08~09 (日,月)

九州の高校の同期会を関東在住の同期生が企画した。
九州、関西などからの参加も多く、総勢50名、宿泊所のバス2台で東京駅八重洲口(京橋駐車場)を14:00に出発した。

当日は宿泊所「那須オオシマフォーラム」で宴会(同窓会、2次会、3次会)を開催し、翌日は日光東照宮を訪れた。
日光東照宮は高校時代に修学旅行で訪れた場所ですが、大雨に降られた記憶しかなく、何とかリベンジしましょうとの企画でした。
(梅雨時なので、バスの中や夜、雨に降られましたが、日光参拝中は一度も傘をささずに済みました。)
 
↑ 宿泊所「那須オオシマフォーラム」のお部屋から玄関と迎えのバスを望む

↑ 日光東照宮 「唐門」と「三猿」

帰りも東京駅八重洲口に到着し、そのまま夜の東京観光に出かける友人、羽田に直行して帰宅する友人、
東京の親戚知人宅に向かう友人と別れて、幹事で全員の無事と皆の労をねぎらって軽く乾杯して帰宅した。
また来年今度は九州で同期会が開催される予定です。

↓ 高校時代の修学旅行の全員集合写真がありました。
 

2014年5月27日火曜日

☆マリー・ローランサン展~女の一生~ (三鷹市美術ギャラリー) 2014.5.25(土)

三鷹駅前のCORALビル5階の「三鷹市美術ギャラリー」でマリー・ローランサン展が開催されている。
三鷹駅はいつでも自転車で行ける距離で、お買い物ついでに立ち寄ってきました。
観覧料は600円(シニアは300円)とお手頃です。
 
これまでも、特徴のあるマリー・ローランサンの絵画は見たことがありますし、独特の色彩と形態は記憶に残っています。
今回は70点が展示されていて、初期のころから晩年までエッチングやリトグラフなども含まれていました。
ユトリロと同じ時期に同じような境遇に生まれ、二人はパリが故郷で結びついているようです。
 
人物画ではなく花の絵が珍しくて絵葉書を購入した。↓

 

2014年5月20日火曜日

☆しながわ水族館  2014.5.19(月)

月曜日はいろいろな施設で休館日が多いが、水族館は結構オープンしている。
「しながわ水族館」へは京急「大森海岸」から徒歩8分で行き、帰りは「JR大井町」までの無料バスに乗った。
お子様連れ、カップル、外国からの観光客などでしたが、それほど混んでいませんでした。

のんびりと海の中のお魚やイルカ、ペンギンなどを見ていると癒されます。 
 観客のいない時間帯にイルカの訓練をしていましたが、なかなかうまくいかないようで、かえって可愛かった。↓
 
 
↓東京ガーデンパレスに行ったついでに、夜の神田明神にお参りした。
 

2014年5月9日金曜日

☆あしかがフラワーパークと蔵の街とちぎ散策  2014.5.8(木)

毎年パンフレットを見ては「こんな素晴らしい藤の花があるんだー」と溜め息を付いていた
「あしかがフラワーパーク」に行くことができました。
JR新宿駅(7:30発)から東部直通特急「日光号」で「栃木」まで行き、両毛線に乗り換えて「富田」で下車、
徒歩13分で到着です。(思っていたより、楽に行けた気がします。)
平日にも関わらず、本当に大勢の人で大賑わっており、観光バスは駐車できずに立ち往生とのことでした。
↓ 藤棚、藤の花の大きさを人と比べてみてください
藤の花は「うす紅藤」に始まり、「大藤、むらさき藤」、「白藤」そして「きばな藤」にと順番に
4月中旬から5月中旬まで咲くそうで、この時期は「白藤」「きばな藤」が見頃でした。
もちろんまだ「うす紅藤」、「大藤、むらさき藤」も見ることができました。
あまりにも大規模で見事な藤に言葉を失う程でしたが、その内すっかり麻痺してしまいそうになりました
 ↓ 八重の藤棚(ブドウのようです)       きばな藤(はじめて見ました)
 
フラワーパークの名前の通り、その他のお花が所狭しと植えられていて、こちらも圧巻でした。
ツツジは終わりを迎えていましたが、各種のシャクナゲやいろいろな色のクレマチスが満開状態でした。 
 
 ↓ ベニバナトチノキが可憐に咲いていました
その他では一年草のペチュニアなどの花壇があり、信じられないほど大量に植えられていた。 
一度は訪れる価値はありますね。(次に行く機会があれば、4月中旬から下旬頃の藤とツツジも見たい)
 
「栃木」駅から徒歩で15分の場所に「蔵の街とちぎ」が観光名所として紹介されていたので、
「とちぎ山車会館」に立ち寄り、「巴波川」(うずまがわ)に沿って今に続いている蔵などを見ながら散策した。

2014年4月26日土曜日

☆武蔵野市立吉祥寺美術館  2014.4.25(金)

東京駅の八重洲で高校同期会関連の会合がお昼にあり、夜は吉祥寺で元職場関連の飲み会がある忙しい日になったが、
その間の空き時間に吉祥寺のコピス7階にある美術館に寄ってみた。

以前にも行ったことがあり、空いていてとても静かで、入館料100円も気に入ってます。
常設は「浜口陽三記念室」(メゾチント)と「萩原英雄記念室」(版画)があり、
企画展として「川上澄生 愉しきノスタルジー」(版画)が開催されていて、ほっとしたひと時を過ごした。
 
↓ 浜口陽三(14のさくらんぼ)カラーメゾチント  ↓ 萩原英雄(三十六富士 鯉泳ぐ) 版画
 
↓ 川上澄生   (月の出)        (へっぽこ先生)