2016年6月11日土曜日

☆国吉康雄展(そごう美術館) 2016.06.10(金)

あまり知られていない画家かも知れませんが、私にとっては忘れることはできません。
若い頃ブリジストン美術館で初めて観た「国吉康雄」の作品に共感して、最近までずっと絵葉書を飾っていた。
調べてみると、ブリジストン美術館のホームページで1975年だったことがわかり、今から41年も前の事だった。
 
今回はその時の絵画はほとんどなく(多分です)、若い頃から晩年前での作品を年代を追って展示してあった。
初期はセザンヌなど印象派の影響を受けていた?そして「クニヨシブラウン」と言われた時期があり、
この時代の作品が私は一番好きです。

タイトルは「疲れた」とか「デイリーニュース」だったと思うけど、絵の中の女性の表情に、
その頃なんだか自分も人生に疲れた気分で、共感したのだと思う。
 
もう一度確認したくて横浜のそごう美術館に足を運んで、その頃の自分を思い返した。
あれから40年経って、今は又随分違う気持ちになっている自分を感じた。
 
入場者も少なく、ゆったりと鑑賞できた。
 
晩年の作品は今のところ良く分かりません。
 

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